2014年03月04日 19:38Fujii

UIデザインでは初期段階で文書化されにくい要望も整理することが大切

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要望のギャップ

UIデザインの初期段階の要望と、何もしないとあとから出てくる要望にはギャップがあることがあります。

(クライアントの要望なのか、チームのメンバー、はたまた自分のなかからわきあがる要望なのかは問いません。)

初期段階では高度な機能を搭載したい、新しい機能をつけたいという要望は文書化されやすいです。

そのままデザインすると、ある時点で画面が複雑になります。

大抵そこで、「画面が複雑になったのでなんとかしなくてはいけない」となります。

これがあとから出てくる要望です。

文書化されにくい要望がある

「画面を複雑にはしたくない」という要望は、実際に目の前で見ると言語化されます。

しかし、地味だからかもしれませんが、初期段階の要望として文書化されることは少ないです。

なので、こういった要望はあとからでてきますので、初期段階の要望とのギャップになります。

この時点で、「画面を複雑にしたくないという要望はなかったので、画面が複雑であっても習得するタスクを強く与えられた人だけをターゲットにしよう」と対処して、デザインを進めると、あとの段階で、「やっぱりユーザーの乗り換えが進まないのは困る」「やっぱり新規ユーザーも考慮したい」などの要望がでます。

これらも初期の段階で文書化されない場合もあります。

あとの段階になってでてくる要望を整理することは大切

さて、こういった初期の段階で文書化されない要望を考慮しない場合は、最後まで「画面が複雑であっても習得するタスクを強く与えられた人だけをターゲットにしたもの」のまま完成しますので注意が必要です。

初期の段階の要望や、コンセプトも大事ですが、あとの段階になって出てくる要望を整理することも同じくらい重要です。