2011年04月23日 14:40Fujii

「調べる」の仕組み

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「調べる」の仕組みについて考えてみた。

「知っていることで調べることのできる範囲」というものと「知っていること含んでいる範囲」と「知らなかったので調べられない範囲」の3つを考えてみた。

人によっては「3つあわせて『知っていることで調べることができる範囲』だよ」と思うかもしれないが今回はこのように分けることにしてみた。

「調べる」という行為はこのように、スポットライトが次々に増えていく過程を指す。

この中で、特に重要なのは2個目のスポットライトであると思う。3個目のスポットライトというのは実はどうやっても最初からはスイッチをいれることができない。

なので2個目が大事になる。

「調べる」というのは何かに一直線に向かう訳ではないと感じるのはこういった仕組みを持っているからだと思う。

また「最適なもの」という条件をつけて調べると、なかなか時間がかかるのも、暗闇の中にあるかもしれないスポットライトの当たっていない何かすべてを対象としてしまうからである。

システムやサービスの複数回の利用

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変容するということは前提にして、前回のステップのひとつをもう少し考えてみるとこうなる。

前回の「人の映像機材を知る」という1ステップに省略されていたことに当たると考えて良いと思う。

何かを捉えるときに省略されたところを考えてみると、色々やっていることもあったりしておもしろい。

ここでは「調べる」ということをやっている。

大きな特徴は、システムやサービスの複数回の利用があるということ。

Vimeoなどの動画サイトも、最初の時と、新しく知った時と2回利用されることになる。目的も異なってくる。

ただし、全く異なる目的なのかというとそうではなく、比重が変わってくるのだと思う。

行動や文化は「変容するもの」という前提で考える

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真似する過程をもう少し詳しく考えてみると、このようになる。

ひとつの行動にもステップがある。

つまり、文化を捉えるときに、大まかな行動があって、各行動に細かいステップがあってという視点で捉えることができる。

ただし、何かそうやって細かく切り刻んでいくとひとつの法則が綺麗に出るかというとそうではないのではないかと思う。

むしろ、そこにあるのは「物語」のようなもので、ふとしたきっかけで変わるようなものの集まりなのではないか?

かと言ってそこに何も無いかというと、そうでもなくて、「大体こんな感じ」というのはあったりする。

工程のようにきっちりしたものであったならそこにはもともと「物語」は無いのかもしれない。なんて考えたり。

ちょっと違うかな。「変容するもの」という前提で考えることがいいということかな。

2011年04月15日 02:24Fujii

行動には何らかの文化がある

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まずひとつのグループ内の人すべてが同じような行動をするかというとちょっと違う。ひとつの文化の中にもキャラクターが存在する。

スノーボードを例にすると、滑るだけの人と滑りながら撮る人で分けることができる。

昔々のスケーターの記録が残っているのは、スケーターだけでなくカメラマンがいたからで、滑る人と撮る人という構成でひとつのグループができあがる。

しかし、流動的でもあるので、撮っているところを見てもなにも思わなかったけど、撮れたものを見たら撮りたくなったということもある。

さらに、ひとつのグループで完結せず、別のグループの構成員になることもある。そうすると、そこでは唯一のカメラマンであったりすることもある。

なかなか複雑であるのが人間の行動だと思う。

ただ、行動には何らかの文化がある。これは確かだと思うし、その文化を知ろうとすると、人の行動を違った目で見ることができるかもしれない。

2011年04月13日 02:39Fujii

「◯◯とは何か?」となぜ問いかける必要があるのか?

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「◯◯とは何か?」となぜ問いかける必要があるのか?

昨年末にGoPro HD というカメラを買ったのですが、これがまたなかなかのお気に入りカメラになっています。

今まで買ったカメラと比べると、このカメラはちょっと変わっています。

まず、びっくりするのが液晶モニタがありません。魚眼カメラです。防水のハウジングにはいっています。

へんてこな仕様ですが、スノーボードやアウトドアではなかなか面白い映像を残してくれるので気に入っています。

スポーツの範疇を軽々と超えている

では、なぜスノーボードやアウトドアに向いているのかを考えてみると、おもしろいことに、自分の普段の行動というのが、スポーツの範疇を軽々と超えていることに気付かされます。

1.スノーボードやアウトドアで遊びます。

2.そのときに記録をします。

3.みんなでそれを見ます。

4.それを見て話が盛り上がります。

こう書くと当たり前なのですが、これがひとつのセットになっています。セットになっていることで楽しくなります。

「スノーボード=楽しい」「アウトドア=楽しい」と言葉にしてしまうと、その事自体にしか目がいかなくなり、これらのセットになっていることは忘れられてしまいがちです。

さきほどの GoPro HD というカメラはこういったセットになっている状況の中で力を発揮します。

言葉に振り回されない

さきほどの4つのことは当たり前だと思っていても、これら4つのことを「スノーボード」「アウトドア」ということに含めるかというと、人によっては当たり前ではなくなることがあると思います。

これは、言葉の持つ落とし穴だと思います。確かに、写真を撮ることも、上映することも、思い出して盛り上がることも「スノーボード」でも「アウトドア」でも無いとも言えます。

しかし、実際の行動を見ていると、すべては地続きで、自然に行なっていたりします。どこまでが「スノーボード」や「アウトドア」なのか考えてはいません。

言葉の不便な点は、この地続きで自然に行なっていることをうまく言いあらわすことができないことがある点です。

ですので、逆に言葉から考え始めるときには、最初に「◯◯とは何か?」という問いかけがないと、あさっての方向に行ってしまうのだと思います。

GoPro HD960
GoPro HD960