2009年09月25日 23:04Fujii

ペーパープロトタイプを作る

さて、『あとちょっと良いフロアガイドを発想する』の続きです。
ペーパープロトタイプを作ってみました。

体感がとても大事なので大きな画像で載せてみました。

まずは、小さな写真とテキスト情報を適当に・・・

といいつつ、「写真は通路から見る景色に近いもの」と具体的にイメージしてます。
あとは、詳細情報画面をこのあとに表示することを想定しています。

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複数の写真とテキスト情報タイプはどうかな?

お店の写真と、店内の小物、メニュー、店員、看板の写真を入れると店の感じがつかみやすいかも。

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少し一覧できるお店の数を増やしたらどうだろ?

お店の写真を一度に多めに見れるように。

pt_03.jpg

大きい一枚の写真とテキスト情報

よく、ファーストビューといいますが、それってそんなにいつも大事??
小さい写真を見てイメージが掴めないよりは、大きい写真でホイールでスクロールできたほうが良いんじゃないのかな?と考えたのがコレ。
小さい写真をクリックして拡大して、また別のを見て・・・とやるよりは良いんじゃないの?という仮説。

でも、本当は、運営側の楽さを考えてみました。ユーザも大事だけど、そういった活動も運営のしやすさがなければ続かないので。


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階ごとで小さい写真

階ごとでわけたらどうなるだろう・・・と思って作ったのがコレ。
写真が小さい場合は、何をとるのかと構図が大事になりそう。

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小さい写真にテキスト情報を組み合わせたタイプ

主要な情報はテキストで書いてあったほうがいいのかなと思って足してみました。

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お店と看板の大きい写真と重要なテキスト情報

はい、いろいろ考えて、お店の写真とロゴがあると良さそうと思いまして考えてみました。
ただし、運営面の楽さを考えて、ロゴ画像を用意するのではなく、お店の写真を撮るときに、同時に看板を撮るだけでいいという設定です。

pt_07.jpg

一番最初は、とにかく描くだけ

とにかく、描いているうちに足りない部分も出てきますのでたくさん描く。使うことを考えて描く。
作りこみ過ぎないように、ブログをイメージして書くと良いんじゃないかと思います。
雑誌をイメージすると詰め込みすぎになったり、更新しにくくなるのでダメ。

そのためにも、ユーザが何を知りたいのか?やユーザの頭の中に何があるのか前提を忘れないようにすることが大事だと思います。

あと、一番大事なのは、一枚のページだけを比較しないこと。必ず前後のページ遷移も含めて。

そして、描いているうちに考えたことをメモ。
「テキスト情報は何を載せるのか決めないと」とか「店の外観が入る写真を撮る」とか「写真はたくさん大きいのがあるのが理想。更新のしやすさと、スペースに限りがあることとどう調整するか?」とか「写真が大事なら、写真共有サイトを参考にしてみる」とかとにかく何でもメモ。

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2009年09月19日 01:48Fujii

あとちょっと良いフロアガイドを発想する

20090910.jpg

きっかけはルミネのWebサイトのフロアガイド

「あそこにあったお店って名前も知らないけど、詳しく知りたいなー」と思ってサイトを見てみるとこんなフロアガイドが出てきました。

floor_guide_01.png

「うーん、何階か覚えてないなー」と適当に階を選びます。階を選ぶと下の画面になります。

floor_guide_02.png

「うーん、お店の名前がわかっていれば良いんだけど・・・なんとなくはわかるんだけど」
お店を選ぶと、下の画面になります。(そういえば、横のスクロールバーは気づかなかった)

floor_guide_05.png

「うーん・・・困ったな」と思ったところで、2番目の画面にアイコンを発見。
探していたのは家具屋さんなのでそれらしきアイコンのお店をポチポチ順番に押して、ようやく見つけることができました。

さて、自分がサイトの運営側の立場だったら何を気をつけたら良いのだろう?

ルミネのWebサイトのようにしてしまう感覚も実はわかります。建物の構造があって、似たような構造の階層にするというのは考えるときは楽です。
「階を選んだら→お店の一覧を表示させる→一覧から選んだら→お店の詳細を表示する」「うん、いいね」なんてやりとりが目に浮かびます。
階層構造が一見きれいです。情報の階層化、構造化がうまくいっているように感じます。

うまくいっていると思っているとほかの可能性が考えられなくなるのはしょうがないです。
ただ、もし自分が運営側であれば、チェック機能として、自分で質問して考えてみることでこういったときの問題が見つけられるかもと思いました。

37signalsのやり方「ユーザが見るもの」/「ユーザがすること」の繰り返しで整理

アプリケーションのようにインタラクションの多い場合のやり方だとは思いますが、それでもヒントになりそうです。
日本語の解説記事はこちらで

floor_guide_06.png
A shorthand for designing UI flows (37signals)

日本語の解説記事で、百式管理人さんが
今度自分でも使ってみよう・・・(って一人で作ってたら意味ないかw)。
UIデザインを共有するためのシンプルな記法とは?(37signalsの場合)(IDEA*IDEA 〜 百式管理人のライフハックブログ)
と書いてらっしゃいますが、自分で書いてみるだけでもチェック機能として良さそうだと感じました。
なんとなーく種類は違えど、ヒントになりそうな気がしないでもないので、やってみることにしました。

何事も、ものは試しということでやってみる

【見るもの】1階から6階と書かれたリンク/【すること】ひとつの階を選びクリック

【見るもの】その階の店舗名の一覧/【すること】店舗名を選びクリック

【見るもの】その店舗の詳細

うーむ・・、なんか、するっと「問題なし!」と思ってしまいそうです。情報の構造上問題が無いからかもしれません。
「フロアガイドだから、その階に何があるかという情報が階層化されているのでOKなのでは?」ということです。

さて、そうすると、ちょっと根深い部分に気づかなくてはいけないのかもしれません。
「フロアガイドが、階ごとのお店の一覧がわかることが役目だとしても、知りたい人はいるのか?」ということです。

フロアガイドって何?という根本に・・

「うーん、あそこのルミネの6階にどんな店があるのか知りたいからWebサイトを見てみよう!」という人にはいいですが、そういう人は少なそうです。
どちらかというと、「あそこのルミネにどんな店があるのか知りたい」になりそうです。まー自分がそうだったんですが。あまり、階から探さない。
ここに気づかなければ、フロアガイドなので、「フロアのガイドしているからOK!」となりそうです。

ユーザとよく言うけれど、どんな目的で「use」しているのか?

ユーザビリティテストのタスク設定に通じるかもしれませんが、どんな目的で使われているのかを把握することが大事なのは、こういったことが起こるからだと思います。
今回は自分がユーザになって、「あのお店なんだっけ?」という目的を持っていたのでわかりますが、それがなければ「ユーザの目的を知ることが大事だなー」という概念を知っただけになってしまいます。

結構、難しいところだと感じます。
ひとつの方法としては、ウォークスルーしてみることです。なりきって使ってみることです。が、どんな目的を持ったユーザになりきるのかというところで問題がでてきそうです。

自分の過去の体験からの蓄積でひらめくことができる場合と逆にできない場合

フロアガイドのように普段良く接しているものであれば、体験から「フロアごとよりも、まずお店があるかどうか知りたい」とひらめくかもしれません。
これは、自分が体験を蓄積できているパターンです。
反対に、自分が運営側でも、ユーザとしての体験を蓄積できていないときはどうすればいいのか?と考えると、小さなことでも人が使っている場面は貴重に見えてきます。
もちろん直接的な体験が無くても、ウォークスルーをすることで、「生活」という大きいくくりの間接的な体験は持ってますので、「ん?何か変かも」とひらめくかもしれません。

したい?できる?どうなると思ってる?を想像してチェックしてみるのはどうだろ?

先ほどのこれ↓ですが、

【見るもの】1階から6階と書かれたリンク/【すること】ひとつの階を選びクリック



【見るもの】その階の店舗名の一覧/【すること】店舗名を選びクリック



【見るもの】その店舗の詳細

この中の、【すること】の部分をじっと見て、「したいのか?」「できるのか?」ついでに「するとどうなると思ってるだろうか?」を一度考えてみる。
「するとどうなると思ってるだろうか?」は次の【見るもの】と近いか考えてみる。

間接的な体験の蓄積の例「街中のフロアガイドを使ったとき」

こちらは、建物の中に、自分が探しているお店があるか知りたいときに見たものです。

floor_guide_03.png

「文字ばかりで、なかなか探せないなー」と思ってふと見ると、
横に下のようなガイドがありました。

floor_guide_04.jpg

「なんか見やすいぞー。目当ての店があるかどうかすぐに見つけられる感じがするなー、うーん無いみたい」
このときは頭に目当ての店のロゴが思い浮かんでいたから役に立った感がありました。

直接的な体験からメンタルモデルを知る

要するに、今回サイトでユーザとして体験してたときに考えていたことです。
メンタルモデルは、おおざっぱにいうと頭の中で考えていたこと。

結論からいうと、今回は一度行ったお店でしたので、お店のビジュアルが浮かんでいました。
だから、詳細画面のお店の画像が早い段階で出てくると選ぶことができたと思います。
自分が見ていたのは実際に建物の中にはいって見たものなので、大きい写真だと良いです。

単純にユーザが持っている情報とサイトの情報をあわせるということです。

応用として、ロゴを知っている人にはロゴでとか

店の名前を並べるのと、ロゴを並べるのでは印象が違います。
先ほどの写真を比べると、ロゴを知っていればロゴ一覧のほうが、文字が並ぶよりも、差が出るので探しやすそうです。

店の名前と存在を知っている人は、建物全体のお店の一覧で。
「家具のお店・・・」というような人は業種で。

ということで、次回はせっかくなのでペーパープロトか何かを

色々考えたり見ていると、なんとなく頭のなかにレイアウトとの兼ね合いやらが浮かんでくるはずです。
そうするとようやくユーザの目的が考慮されたひらめきというか発想になってきますので紙に描いてみるといいのかなと思いました。

皆さんは一体どのように考えるのかも知りたいところです。

続く

関連書籍:

2009年09月17日 02:07Fujii

トラベルバッグを探すときのサイトの移動履歴

ひととおり探したあとに、まとめてみようと思い履歴を見てみたら、コレ自体がまずいいデータだと思いました。

自分の履歴を見ることで気づきを得るという手法です。ユーザビリティテストも良いですが、チーム内で気軽にできる手法なんじゃないかと思います。

この手法の良いところ
  • 簡単
  • 一覧性がある
  • 詳しい分析の土台にできる(わいわい書き込んだり)

reserch_trecker_log.png

ファビコンがあるせいで、インフォグラフィック的で見た瞬間に俯瞰しやすくなってます。

コレを見て、俯瞰することと、さらに共有することの大切さを改めて思いました。例えば、フルFlashで作られたサイトについて考える際に、ほかのサイトと比べて読み込みに時間がかかるというところが問題かもしれないなーと比較して考えることもできます。
また、チーム内の人だけでもいいので、何かをするときに、読み込みに時間のかかるFlashサイトをどういったときにどれだけ見るのか履歴を比べてみることもできます。

なんにしても、サイト単体で良し悪しを言っているレベルから一歩踏み出せるのではないかと思います。「えーこんなサイト見てるんだー」とかいいながら楽しく(ココ大事)。

ちなみに今回探してみたのはコレ

iwantthis.png

ユーザビリティ活動は概念だけでは、自分が理解しただけになってしまって、専門用語などをいきなり使ってしまい下手すると組織とのギャップができてしまうこともあります。

なので具体的にチーム内に説明するときなどは、こういったぱっと見で想像しやすく、手軽なところからスタートしていくことも役に立つのではないかと思います。

普遍的な概念はわかったけど、実際どうするの?とかどうやって同じ組織の人に説明して進めていけばいいのだろう?と考えている人が結構いる予感がします。

本来、人間の観察はおもしろいものだと思いますので、どうやってきっかけを作るか?という面もあると思います。
なので、つい興味持ってしまうような見せ方が必要なのかなと最近思っています。 

詳細はまた時間のあるときにキャプチャつきでまとめられたらいいなと思ってます。

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2009年09月16日 00:34Fujii

「言葉も忘れる」あめちゃん(追記あり)

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このページに追記予定。暇なときにチェックしてね。

※追記:2009/10/10
完結しました!

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2009年09月14日 02:55Fujii

イベントの講演とtwitterの関係をインフォグラフィックで図解

イベントの講演とtwitterの関係を図にしてみました。

通常の会場で、講演者と参加者がいて

セミナーなどよく見かける光景です。

infoglaphic_twitter_00.png

最近は実況兼、自分用のメモをPCなどを使ってネットにつぶやく人がいて

ニコニコ化と感じるような、リアルタイム感がちょっと変わってきてるのかなと近頃思います。けれどもその構造の新しさよりも、そのような行動をとる人数が増えたという点が大きいかもしれません。
PC以外にもtwitterができる道具は含まれます。Web系は異様なくらいのiPhone所有率だなーと思うことがありますし。

infoglaphic_twitter_01.png

会場のつぶやきは、会場の外の人たちへ

強力なハブになっている人は、発言が多くのフォロワーの元へ飛んでいくことになります。
少ない人はこじんまりとしたまわりの人へ飛んでいくことになります。

分布はいわゆるサイトや人のネットワークと同じで、フォロワーが極端に多い人が少しと、大多数の人は少ないフォロワーというのではないかと思います。

このあたりは、ネットワーク理論の本などで詳しく書いてあったと思います(新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く)。
こじんまりとした人のフォロワーに、強力なハブになっている人がいて、転送(RT)されるとまた展開がかわったりとか、いろいろだと予想されます。

飛んでいくといっても、RSSと一緒で、フォローしている数が多いと、飛んできてもメッセージを流しますので、実際に見る人はフォロワーの数よりも少ない。

infoglaphic_twitter_02.png

講演に関係のあるつぶやきは集約されていく

検索で集めたり、つぶやくときにタグをつけて見つけやすいようにしたり、集まる仕組みはできています。
通常メッセージに「#イベント名」などつけて送っているようですが、固有のイベント名であれば、検索のほうがでてきます。

infoglaphic_twitter_03.png

外から眺める人達、会場で見る人達

さて、注目されているイベントの場合、講演に参加できなかった人たちが、興味を持って、集約された情報を見ていることがあります。特につぶやいた人のフォロワーでもない人たちです。場合によっては会場にいる人よりもずっと多いかもしれません。会場で見る人もいます。

infoglaphic_twitter_04.png

集約されたつぶやきに対してのリアクション

講演側からの追加の情報だったり、講演者のアシスタントから関連情報の提供であったりです。
外から見ている人からのつぶやき。
そして、会場内のひとからのつぶやき。
講演者から会場内へ「twitterでこんな質問が出てました」というような使われ方。

infoglaphic_twitter_05.png

ほかにもいろいろ

増幅されていく面もありますので、ほかの声もあることも図に。
リアクションしづらい、する価値もない、する習性がない、どう表現するべきか迷う、といった形で、良い意見も悪い意見も、表に出ないこともたくさんあります。
純粋な誰も見ていないつぶやきではないので、出しにくい意見ほどでてこないんだと思います。(Twitterって「つぶやく」?
infoglaphic_twitter_06.png

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2009年09月12日 04:05Fujii

『考えなしの行動?』を読んで〜調理するのは私達ということ〜

20090906.jpg

『thoughtless acts』というのはなんか『without thought』とスゴク似てると感じたんですが、本の中で言及もされておりその流れのようです。さておき、

固定化されていない情報を読み取るのは簡単ではない

この本は日本版は、少し解説が付け加えられていますが、もともとは解説は巻末にまとめて、写真だけだったそうです。
写真だけ見ると、普段私達が見ている状態に近いので、普通の写真に見えてしまうこともありました。

ほんのちょっとの文字による解説があるかないかで印象が違います。普段接している文章は、誰かがある程度調理してくれたものです。見方はこうですよと。

文字情報のない状態のものを読み取る

それに比べると、文章のない写真はそこまで調理されていません。なんらかの注目することがある写真というところまでは調理されていますが、そこからは少しじっくり考えなくては気づきにくいのだと思いました。

ということは、普段の生活ではもっと見逃していることもあるということです。なので、自分で目の前にあることを調理していくのだろうと思います。これは、映像のリテラシーや、ビジュアルのみの写真を読み取るリテラシーが関係します。普段から、文章化、言語化されたものに慣れていると戸惑うこともありそうです。何でもかんでも解説付きの写真などに慣れていると「わからない」とさえ感じるかもしれません

さてさて、今のところは・・

観察については、テーマがないとダメですし、同時にフレームに当てはまる答えを探すだけではダメだと感じています。

じゃ、どうすればいいのかな?となりますが、今のところ自分は、まあ関連しそうなことを広く集めるくらいの感覚で良いのかなと思っています。そこから、発見が見つけられることのほうが少ないのだろうと思いますので、まずは集めてみるくらいの感覚で。

関係しそうなこと

先日書いたプロパガンダ関連の話。身の回りの情報をいかに読み解いていくか。リテラシー。その対象は、文字ではなく一枚の写真だけの場合も。ありとあらゆること。
ビジュアルから読み取るということ。

また、動きをトレースしてみたり。これは、自分で再現しようとすることによって、深く考えてみるきっかけを作るということ。つながるのは夏とはなんぞ?の話。

そういえば、また刺さってました。

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本のサイト

thoughtlessacts.png
↑本のサイト(写真が見れます)

Flickrでもいろんな方が集めている様子

flickr_thoughtlessacts.png
↑本のコンセプト(thoughtless acts)で、どなたかが作ったFlickrにグループがありました

おまけ
ついでに、デザイン思考つながりでd.schoolで検索すると少しでてきました

※そういえばイベントの記事に追記中です

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2009年09月11日 02:34Fujii

僕の公共団体は「私はワイヤーフレーム♥」

flickrでHello worldしてみました

僕の壊れた英語で、世界に発信してみました。
というか、Flickrにインフォグラフィックっぽいのだけ置いてみようかなと思っていてやっているうちに、サイトの説明も英語だし、ココは血税による義務教育からはじまって以来、長年の学習で培われた英語2の実力をいかんなく発揮してみようとふつふつと思い立ち(というか迷惑をかけずに発揮できる場をみつけた!と思ったので)、descriptionをenglishでdoしました。英辞郎くんありがとう。大人はカンニングしても良いのだと誰かが言ってたよ。

flickr02.png

前に使ったときと比べると・・・

直接編集ができるエリアが広くなってる気がします。
直接編集は便利ですが、どこまでが公開されたときにほかの人が編集できるのか?閲覧できるのか?がわからなくて混乱するときもあります。

flickr01.png

英語は大丈夫なのだろうか・・・
と、全く自信の無い英語をGoogle翻訳してみると余計不安に。
だ、大丈夫かな?

最初「inportant」が訳されないなんてGoogleもまだまだよのうと思ってたら、スペルが違っていました。
そんなはずはない!cssの「!important」で鍛えていたはずなのに!と思っていましたが、そうでもなかったようです。

万が一英語圏の方が迷い込んだときにどうなるかという視点でこのサイトを見てみましたが、日本語しかない。
きっとマンガが好きで日本語勉強していて、ユーザビリティに興味がある人が来るに違いない。うん。

flickr03.png

おまけ。相変わらずGoogle翻訳がひどいのか自分の英語がひどいのか。
そ、そんなに男性を強調しなくても・・・というくらい堂々とした口調になってしまいました。やっぱ重要なのかな?
Eメールは何か間違ってるけど、惜しい気もする。
僕の公共団体は、なんかアブナイ感じに・・・。

とりあえず、ちっとも安心感が無いので、Google翻訳は見なかったことにしよう。

関連書籍:

2009年09月09日 02:12Fujii

「教える」ときに心がけていること

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個人的な心がけですが、「教える」だけでなく、何かを伝えるとき全般でほんの少しでもヒントになれば幸いです。

集約すると、「自分と相手とのギャップを把握すること」です。特に明確にしなければいけないギャップは3つあります。
  1. わかっていることのギャップ
  2. わかるまでのプロセスのギャップ
  3. わかる対象のギャップ

わかっていることのギャップ

学んできたことを教える場合でも、そもそも最初にどんなことがわかってなかったのかなんてことは意外と忘れてしまうものです。
なので、学ぶ課程において、自分が疑問に思ったことを口語体で書いておくことが大事です。結構、わかったあとに結果はメモすることが多いと思いますが、素直にわからないなと思った時点で記録しておくと良い。あとで、あのときはまずこんな疑問がでたよなーと思い出せます。教え方がうまい人を見ていると、そういったことを忘れずにいる人が多い気がします。

わかるまでのプロセスのギャップ

わかるまでの過程が自分と同じで良いのか?を考えます。自分がわかった過程にこだわらず、提示の仕方を変えたり、無駄な部分を省くことも必要です。無駄なものは何一つ無かったといって、何も考えずに自分が置かれた状況をそのまま相手に与えていてもうまくはいかないか、進歩がありません。

が、苦労した経験に価値を感じるようにできているので、陥りやすいところだと思うので気をつけるようにしています。「自分はあの時苦労した>自分が失ったものは大きい・代償は大きい>ということはその結果得たものは価値があるに違いない>自分は間違っていなかった」という心理です。

高額商品を買ったあとに、買ったことを否定しづらい、むしろ肯定しやすいのと同じように、時間や経験においてもその代償が大きいと肯定したくなるものです。
いつのまにか、「苦労した」ことが理由で、プロセスを正当化してしまわないようにしなくてはいけません。

もちろんそのときにあった手段をちゃんと提供していれば、「後でわかるよ」と説明すること自体は悪くはありません。

そして、自分の場合は、こう考えます。

  • 「座学」2割と「経験」8割

ただし、「経験」は無計画という事ではなく、「座学」と同じように明確に意図を持って行います。また、「経験」の中で疑問などが出てきた状態を、はじめて知識がはいる準備ができたと考えます。その状態のときに「座学」を少し行うのが良いのではないかと思います。

わかる対象のギャップ

これは一番最初にやるべきです。何をわかるためにやるのか?を具体的にすればするほどうまくいきます。対象が不確定なものでも、その不確定なものを相手にどうすすめるのか?というプロセスは明確にする必要があります。(目的・ゴール、ビジョン、問題がもやもやしているからといってあきらめない

最後に

もっとも良いのは、教えることではなく、影響を与えることです。「教える-学ぶ」という構図自体がゴールではないと考えるからです。最終的に「教える」相手が、影響を受けて変われば、座学でなくても、「教える-学ぶ」の構図が無くても一向に構わないと思います。手段としても、教えること自体が、学ぶための良い方法であったりもします。

なので、相手に教えようと思ったときには、その相手が誰かに教える場をセッティングするとかでもOKです。

「教えるほうも学ぶ」ということは、結局は「教える-学ぶ」という単純な構図じゃおさまるはずがありません。なので、両者でひとつの具体的なテーマについて良い方法は無いだろうかと、アイデアを出し合って進歩していけば良いのだと感じます。

2009年09月07日 22:58Fujii

美しいものを作りたいという気持ちが裏目に出る時

20090904.jpg

自分の結論として、登場人物には、美しいとかかっこいい部分だけでなく「不安、挫折、戸惑い」などのネガティブな部分がないと引き込む力が弱いということです。
人間は、人間の喜怒哀楽自体に魅力を感じるのかもしれません。喜びと楽しいだけではダメ。ただ、その逆もそうだとは思います。
嫌な人物や人間の情けない部分を書くことができるのは、それを観ていないとやはり書けません。

物を作るときはそれほど関係なさそうですが人間の描写になるととても大事になります。

美しいものだけがずらりと並んだ時に、なせだか、どこか「傲慢さ」を感じる時があるんですが、その理由は美しくないものを排除したという過程が透けて見えるからかもしれません。
その場合は、その「美しくないものを排除した人」のかもし出す強烈なエゴや、キャラクターのほうがずっと人間くさくておもしろいのかもしれません。美しいものだけを目指すというのはなかなかむずかしいですね。

目指せば目指すほど、作るものが美しくても、逆に強烈な製作者のエゴが前面にでてきてしまうので。

あれ、でも、それもまた人間は魅力と感じるからいいのかな。すくなくとも、そういった製作者の半生を描いたものはおもしろそうです。

2009年09月06日 15:13Fujii

父と母が休日に利用できる郵便局を探すときの使い方を行動観察

ユーザビリティテストじゃなくても、生活の中で横から見ているだけでも発見がある

ということで、パソコンの前でガヤガヤやりだしたらチャンスです。決して手伝いません、観察(笑)
観察と事後のヒアリングがベースです。メモはとってません。記憶を頼りに、ヒアリングし、ざっくりと検証しキャプチャと解説をつけました。

このタスクの結果でサイト全体を判断することは無意味

ユーザビリティの良し悪しは、もともとどのタスク向けに作られているかで決まる。
優先度から検討した結果「日曜日に営業している郵便局を探す」ために作らない方針の結果かもしれない。
「ユーザビリティ」をひとつのタスクだけから見て、サイト全体のユーザビリティの良し悪しのように扱うことは全く意味が無い。大きいサイトは特に。
なので、「ユーザビリティ」と言うときは、利用状況と常に組み合わせて考える。「○○するときのユーザビリティ」というように。
そして、「○○するときのユーザビリティ」がどの程度の位置にあるかで扱いが決まってくるので、例えば「△△のときのユーザビリティ」のほうが大事だということになれば、優先順位は下がる。(ちなみに以前日本郵政のサイトを見た瞬間ビービットさんっぽいなと思ったので、調べたら実際に関わっていました)

概要

シーンと状況
多摩墓地に散歩と墓参りを兼ねて出かける前に、

タスク
日曜日にやっている郵便局を探す(仕事で使う用)
向かう途中や近くに無いか探す

誰が?
父と母

まず最初に父が(といっても母が調べ方を知っているのをあてにしていた感が)、その後バトンタッチ

Googleで検索(何で検索し、どのページを見たのか不明)
特定窓口一覧がでてきたがどれが今日やっているのかわからないとのこと。

「わからない」と母に交代

1.Googleサジェスト機能

google_suggest.png

母はまずGoogleで検索
「郵便局 日曜日」か何かで入力。
キーワード候補(Googleサジェスト機能)から選択(事後の検証で「郵便局 日曜日 窓口」あたりと思われる)

2.Q&Aサイト

result.png

Q&Aサイト(事後の検証で一番上のYahoo!知恵袋あたりと思われる)

answer.png

日曜日にやっている窓口の質問か何かを見て、「ゆうゆう窓口」=日曜日にやっている窓口と認識

3.Googleで検索

Google検索
「ゆうゆう窓口 府中市」で検索

(事後の検証ではどうやって一覧にたどりついたか不明だが、「ゆうゆう窓口 府中」では「武蔵府中支店」がでてくるのでヒアリング時にはあいまいだったと思われる)

result_2.png

4.とあるサイトに到着(といっても日本郵便のサイトです)、父と母の共同作業に

japanpost_1.png

母「武蔵府中支店?コトブキ町はいつもいっているところ?」(父と母の共同作業に)
父「いや違うと思う」
母「ゆうゆう窓口は24時間やってる」(タブで切り替えて確認しながら)

5.詳細画面へ

japanpost_2.png

地図を発見(4の画像の地図ではなく、上の詳細ページの地図)
地図で駅からの場所がわかる
父「よさそう、そんなところにあったかな?」(条件はOK、現実に行きかたを調べるモードに)

母「(地図を操作しながら)大きい地図ないかな、動かせない」
(事後の検証で地図右下に「縮尺を変更する/周辺の郵便局等をさがす」のリンクがありました。GoogleMapのように直接操作して反応が無かったから気づかなかったのかもしれない、ちなみにその先の地図ではGoogleMapsのように操作可能でした。ただし詳細にできる度合いがGoogleMapsよりも少ないためどうなっていたかは不明です。)

父「この通りは甲州街道で、・・・面してそう」
父 本の地図を開いて確認(アナログな手段も併用)

6.母、Googleで場所を検索しなおす

result_3.png

母、Googleで場所を住所を入れて検索しなおす

7.全体像を見て、再度詳細をチェック

googlemaps_1.png

広域で確認し、再度詳細へ

母「甲州街道には面していない
父「(本の地図をみながら)小学校になってる、これが変わったのかな?大きい郵便局あったかな?」
母「甲州街道ではなくちょっと奥」
父「そうみたいだね、さっきの地図はおかしいのかな、○○通りと○○通りの間だ。○○通りはケヤキ並木の・・」(手持ち地図との整合性、遠くからいく場合の通りの関係を把握しようとしているとおもわれ)

8.道に挟まれているので入り口を探す

googlemaps_2.png

母「入り口はどっち側かわかるかな?」(今度は地図を拡大)「わからない」

要点をピックアップしてみました

  • Q&Aサイトで、言葉の意味を変換している
  • 住所だけでは場所とつながらない
  • 地図は詳細の後は広域を探す
  • GoogleMapのように直接操作に慣れているからか、反応がないと拡大できないと判断(リンクは近くにあったが気づかず)
  • 広域でどこの通りなのか確認
  • 再度詳細でその道に面しているか?入り口がどこか?(道に挟まれていたため)
  • 日本郵便の公式サイトだったが、ヒアリングした結果、母はどこのサイトを見ていたか全く気づいていなかった。(いつも出てくるサイトという認識)
  • 母は「自分はやり方を覚える派」とのこと、なので同じサイトは出せないかもと。父なら、ブックマークするだろうと言っていた。

ユーザビリティの難しいところは大きく3つあるんじゃないかな?

  1. 「日曜日に営業している郵便局を探す」というタスクが思いつかない
  2. そのタスクを行うときに、どんな状況で、どのように行うのかがわからない
  3. そのタスクがどれだけ重要なのかわからない

二人の共同作業だと、なにもしなくても発話が得られやすい

プロトコル分析(『プロトコル分析(かるたでわかる用語集)』)の本でも時々(というかもともとテスト目的でなく会話からの分析という方法なので頻繁にですね)2人で行う様子を観察する方法が出てきていました。
ユーザビリティ系のプロトコル分析の使い方の例としては、『プロトコル分析入門―発話データから何を読むか』と、『プランと状況的行為―人間‐機械コミュニケーションの可能性』という本で見かけました。どちらもコピー機を使いながらの会話でした。

それはさておき、確かに、喋るなーと納得。一人のときの思考発話と状況は別ですが自然に喋る気もします。

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関連書籍:

「日本の夏」を彩るもの

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「日本の夏」を再現するとしたら、どんなものが必要なんだろうと思ってみると発見がありました。

夏といえば、暑い。これはわかりやすいですね。ほかには何があるかなーなんて考えました。

海、入道雲、強い日差し。一休みするために逃げ込んだ木陰の木漏れ日。セミの抜け殻。
波の音、頭上から降り注ぐセミの大合唱、夕暮れに少し涼しくなった空気。宿泊先で遊びつかれて夕食を待つ間のちょっとした時間にきく虫の音。
子どもがドタドタ走り回る音。遠くでその日の花火の開催を知らせるポンポンという音。浴衣姿の人達。暗くて静かな道をあるくときのじゃりじゃりした音。
蚊。蚊取り線香の香り。夕暮れに抜ける気持ち良い風。突然の雨。寝苦しい夜。BBQ。焼ける肉と焼きそば。足につく砂。花火の匂い。濃い影。
早朝の暑くなる前の散歩。

夏に行く旅行とも関係しているものもありますね。「見る、聞く」以外にも「匂い」「味」「触った感覚」も関係していそうなので再現は難しいですね。
いわゆる五感というものですが、それぞれを分解できることではなく、同時に受け取ることで夏を感じていそうですね。

それと、出来事も夏を感じる要素ですが、出来事の前後や何気ない途中の時間に夏を感じる大事な部分がありそうです。
のんびり休んでいるときとか、海へ行く準備しているとき、夕食後に買い出しに行くとき。

今回「再現」と表現しましたが、再現する機会があるとかいうわけではなく、夏に必要なことが何なのか考えてみることによって、意外と大事なことも見えないかなと。
実は意識していなかったけど、コレは大事だとか。

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2009年09月05日 03:05Fujii

友人に贈るプレゼントとして、オリジナルのタンブラーが候補に挙がったので、調査している動画

前編と後編あります


【前編】友人に贈るプレゼントとして、オリジナルのタンブラーが候補に挙がったので、調査している動画です(Youtubeへ)です。 音楽:Purple Planet


【後編】続きです。友人に贈るプレゼントとして、オリジナルのタンブラーが候補に挙がったので、調査している動画です。(Youtubeへ)です。 音楽:Purple Planet

概要

シーンと状況
「友人に贈るプレゼントとして、オリジナルのタンブラーが候補に挙がったので」

タスク
「調査する」

誰が?
「自分」

考えていたこと

  • タンブラーは密閉式がいいのだろうか?
  • タンブラーを作るときに苦労する点はどこだろうか?作った人の記事があるのではないか?
  • 作る手順と大きい写真いりのブログのような詳細な記事がありそうだ
  • ブログの記事には、こうすればよかったというような意見もあるのではないか?
  • タンブラーに紙を入れるときに苦労しそうだけど問題なさそうか?
  • プレゼントとしてどうか?同じように贈り物として使った人の事後の感想記事は無いか?

というわけで、実際にプレゼント用にオリジナルタンブラー作りました!

making_tumbler.jpg

5人+キッズも加わってメッセージを書いて渡しました!今回はペアです。

調べてわかったこと

  • 洗うときに水が入ると大変なことになるらしい
  • 写真用の印刷用紙のほうが普通紙より様になるらしい

実体験してみてわかった7つのポイント

  1. 容器が丸く、一部しか見ることができないので、密度が高いほうがくるくる回して見る楽しみができるので良い。
  2. 端っこは重なってメッセージが読めないので空けておく。
  3. インクが容器につくと取れないので一回で入れるつもりで。出し入れすると汚れる。大きさの確認は汚れないような紙で。
  4. 入れるときは、細めに巻いておいて、容器に入れてから少し緩める。逆に容器に入れながら調節するとこすれるので汚れやすくなる。
  5. 微妙にオマケをいれる(片方が普通に鹿のモチーフで、片方はせんとくん)と渡すときに楽しい!
  6. 作りこみすぎると、メッセージ入れる際に周りの人が躊躇するので、自分が最初に大胆にマジックで書く。
  7. メッセージを入れて完成なので、ラッピング用の紙とプチプチの準備は忘れずに!

やっぱり実体験すると生の情報がでてくる

事前に頭の中でいくら考えてもでてこないこととかはユーザーになって経験することで初めてわかりました。
例えば上にあるリストでも描きましたが、容器が汚れてきて焦ったり!あとラッピングの紙がちょっと足りなかったり!等を経験することができました。

商品単体ではなく、「友人にプレゼントする」という利用状況の中で、色々と必要なことが出てきた気がします。
物に付属する情報を考えるのではなく、やはり利用状況と一緒に考えると必要な情報も思いつきやすくなりました。

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2009年09月04日 02:25Fujii

目的・ゴール、ビジョン、問題がもやもやしているからといってあきらめない

こういったことが大事だといわれます。

  • 目的・ゴールを決める
  • ビジョンを思い描く
  • 問題を定義する

で、大抵そこから現状とのギャップを埋めていくためのステップをプロセスにしていきます。
そうすることで、現在とゴールの間の、小さい単位でのやることリストがいくつかできて、それをひとつづつ順番に行うと無事つながるという話です。

さて、こういったときに思うことがあります。端的にいってしまうと、大抵の場合は本音としてこんなことになります。

  • 目的・ゴールと言われてもなぁ
  • ビジョンかー、なんだろな
  • 問題かー、わからないなー

なので、プロセスを作ることをあきらめることになります。
はっきりしない、もやもやしたイメージしかなければプロセスにしようがないと。

ここで、大事なことは、そのもやもやを解消し、明確にするためのプロセスを考えることだと思います。一個前段階のプロセスを考えることです。「プロセスをはっきりさせるためのプロセス」です。

2つのプロセスを混同すると「自分はプロセスにできないことをやっているのでプロセスは必要ない」と思ってしまいます。

例えていうと、「旅行に行きたい」というときに、明確な目的やゴール、旅行のビジョンがあるとは限りません。「旅行自体行きたいのかわからない」こともあるでしょう。この時点で行きたい場所、日程、スケジュールは何も決まっていません。旅行のプロセスはもやもやしていて無い状態です。

そんなときに、前段階のプロセスが登場します。

単に友人に旅行の話を聞いたり、パンフレットで情報を集めて、お店にいってプランを見たり説明をきいたりするという手順を踏んでいきます。頭の中では、「一回は試しに行ってみて、それが良かったらまた行けばいいよね」といったように失敗の可能性も前提にしつつ、明確にしていくプロセスは別にあるはずです。

20090902.jpg

2009年09月03日 01:19Fujii

ビジュアルシンキング?的思考方法

R0016891.jpg

カバンを整理していたらこんなものでてきました。
グループワークのフローを脳内シミュレーションするときに使ったものです。
シミュレーション後、3分くらいの打ち合わせでちょっとだけ使いました。

目的は2つです。
  1. その場にいる相手と、どの部分を話しているかという前提を少しでも共有する
  2. 描きながら、主に物理的にどれくらいの数量になるかイメージをつかむ
左下の空白は未確定部分です。描けないということは、よくわかっていないということなので、問題点がどのあたりかわかるので便利です。

※注意点は、ビジュアルにしにくい部分は抜け落ちることです。

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関連書籍:

2009年09月02日 01:05Fujii

『ドキュメント 戦争広告代理店』を読んで。情報をデザインするとは?

20090901.jpg

ここのところ、なんだかあまり関係の無い「旅」の話だったり、ちょっと前は「カメラ」の話だったりでしたが、情報という意味ではありとあらゆるものがはいるので良いのかなと思って描いてました。

「情報をデザインする」=「ありとあらゆるものをデザインする」という印象でずいぶんと広いなーと感じていましたが、ひとつイメージしていたことがあります。

今回の『ドキュメント 戦争広告代理店』という本のテーマのような「情報戦」というときの「情報」です。

なんでそんなことを考えたかと言うと、「意思の勝利」というナチスドイツの時代の映画が最近公開されていまして、プロパガンダとかこそ情報デザインだなーと思ったわけです。この映画はナチスドイツの党大会の映画です。ちなみにたしかドイツでは上映禁止というシロモノだそうです。

Youtubeで観ましたが、映画の構図、カメラワーク、演出に興味のある方ですといいかもしれません。逆に単純にそのまま観ると、ナチスってなんだか熱気がすごいかも!となってしまうかもしれませんのでひいて観れる人以外は見ないほうが良いかも・・・(笑)というかそういう風に作られていますので。現在でも一部の演出はロックコンサートに取り入れられてるそうです(熱狂させる演出という意味では近いからだと思います)。

このあたりは、映像の仕組み、このシーンとこのシーンをこの順序で見せると、こういった印象を受けるという映像リテラシーの題材になります。もともと今回の公開はそうした趣旨のようです。

映画とは場面の連続で印象を与えるものという根本的な部分から見てみると良いかもしれません→参考『おもしろパワーとはなんなのか

ただ、個人的な印象ですが今のところは「情報デザイン」というとインフォグラフィック(図解、ダイヤグラム、グラフ、ピクトグラムなど)やデータの視覚化(暖かいと赤くなるプロダクトとか)、またはUIの作成(カメラの操作画面とか)みたいなのが多そうなので、直接関係はなさそうです。

なんにしてもリテラシーとしては大事で必要だと感じますが、物騒なことよりも楽しいものづくりが一番(笑)

関連書籍:

旅とはどんな人と行くか、誰と出会うかで楽しさが決まる部分がある

20090838.jpg

情報デザイン的視点で観るとすると、「人」も情報です。情報は目に映るもの全部がそうだと思うので「人」も。でも、人を情報と表現すると無機質な感じがします。

なぜだかわかりませんが、そう表現するとことで抜け落ちてしまう何かって結構忘れてはいけない気がしてきます。なんででしょうね?

2009年09月01日 00:35Fujii

Twitterって「つぶやく」?

Twitter(ついったー)眺めていて、2種類の使われ方があると思いました。

つぶやき・・・つぶやき・・・

つぶやきといえば、「思考発話法」です。ユーザビリティテストで、利用している最中に、利用者にその都度なるべく思ったことをつぶやいてもらうようにお願いするやり方があります。なかなか正直なことを聞くのが難しいので、そういった手段を使うのだと思います。

意見や主張ではなくそのとき思ったこと、つまり反応を知りたいのですが、それがなかなか得ることができません。その理由は、普段人は相手のことを意識して話をするからで、相手にわかるように、相手が喜ぶようにと調節します。普段はそれが普通でもあるのですが、問題点を発見したい時や、ホントのところの反応を知りたいときにはそれでは逆にダメです。

で、ユーザビリティテストなどで、ホントのところの反応に少しでも近いことを得るために非常に苦労するというわけです。

目的やシチュエーションが違うだけで、「思ったことを言う」だけなのに価値があるのですから、なかなか不思議なものです。ただ、日常生活ではそれをやると配慮を欠いているとか遠慮しないとか受け取られたり、意味の無いことを言っていると受け取られます。

つぶやきツール「Twitter」上の2種類の言語行動

ついったーを観ていて、ユーザビリティテスト時には苦労して得ているはずのつぶやきが自然に溢れていると思うと、とても興味深いと思えてきました。
ただ、ちょっと考えてみると、全部がいわゆる「つぶやき」ではない。
  1. 「子どものつぶやき」型=フォローされている人を意識しているが、基本的にぽろっと出てくるもの。
  2. 「大人のつぶやき」型=主張がはいっているもの。意図があったり、配慮・遠慮などもあるコミュニケーション用のもの。
の2種類です。

そういえば、ちょっと違うけど

行動分析学においても言語行動をいくつかに分けていて、その中に「タクト」と「マンド」というものがあるそうです。

「タクト」は造語でcontactから。周りの物や出来事を契機に発せられる言葉だそうです。
※例「あれ、ビールがある」と思わず口に出す。

「マンド」も造語でcommand(命令)、demand(請求)、mandatory(指令)から。直後に起こることと結びつきが強い言葉の使い方を指すようです。
※店員に「ビールください」>「ビール出てくる」

余談ですが「歪んだタクト」というものもあり、これは「ビールがある」という言葉でも、暗に「ビールくれ」になっていて、「ビールが出てくる」ことと強く結びついているときの言語行動を指すようです。

「子どものつぶやき」と称したものはちょっと「タクト」に似ています。外界の出来事に対してぽろっとでるものを指しますので。

難しい話はおいておいて

で、ぽろっとでてきやすいツールとしてTwitterの良さがあり、そこで得られる情報は、今までには少し無かったものなので、またひとつ新たに参考になるものができたのかなということです。
もちろん、フォロワーをある程度意識してつぶやくのですから、真のひとりごととは違います。

主張とひとりごとの中間という感じです。

ちなみに「子どものつぶやき」だったところに、話しかけたりすると「主張や配慮・遠慮」が自然に出てくるコミュニケーションになるので、そこからは「大人のつぶやき」にチェンジします。「反応」から「対話」にチェンジですのでモードが別になります。

UCDとか「使いやすさ」に関することしている人は「つぶやき」に強くなければならない

UCDを実践して、色々なことをやっている人はつぶやきに強い聖人の心を持つべきだと思います。日常生活で出て来るぽろっとしたつぶやき、意図や主張ははいっていないけれど、配慮や遠慮の無い反応に対して、怒っては失格です。

ただ、昔から思っているのが、日本でも海外でも関わらず、とりあえず目の前にある使いにくい、わかりにくいものに怒って単に文句をつけるところからスタートする人が多い気がしてなりません。短気な人が多いのでは?と。だから周りにはわかりにくいといいつつも、つくられるものがずっしり分厚い本が多いのかな?このあたり結構ずーっと前から興味があるところでもあります。そんなんじゃ、読んでる人がずっと「この本がまずわかりにくいよ」と突っ込みいれるよ!!!と、長文書いて短気になってみます。

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