
絵だけで表せることって結構あります。
と、同時に例えば「絵だけで表せることって結構あります。」ということを「絵」だけで表現するのもムズカシイです。
絵だけよりも、「絵だけで表せること」という「文字の表題」と「その具体例の写真やイラスト」を組み合わせるほうが強力です。
文字を絵で表すというのが難しいのは、より情報量を増やして特定できる表現にしなくてはいけないからだと思います。
あなたが「結構あります」という文字を絵にしようとするとどういう表現になるでしょうか?
おそらく、何かと比べてみるしかないと思います。もしくは上記のように数多くの具体例を見せることになります。比べるにしても何と比べるのか?どのような具体例があるのか?も追加しなくてはいけません。
ですので、逆に絵から、「結構あります」というように文字で表すということは、あいまいにすることです。「何と比べて?」「具体的例は?」ということを表現しなくても文字にはなるからです。
また、文字の中でも、簡略化された絵のような文字と、絵ではなくつながりをあらわす文字がありそうです。
絵をごにょごにょっと簡単に描いていくうちに、決まったフォーマットになった文字。これは絵のようなものです。「人」とかは結構姿が残っている感じがします。
もちろん、このごにょごにょっとする暗号化具合でだいぶあいまいになってきますので、どこから絵でどこから文字なのかというのは微妙なところです。全く触れてませんでしたが「絵文字」というものが何かヒントになると思います。
それとは別に、絵ではなくつながりをあらわす文字というのは、「と」とか「した」「する」とかです。 結構ひらがなが多いかもしれません。ひらがなも元々は漢字だったと思うんですが、あんまり絵として使ってないので、ごにょごにょっともっと簡単に書きたいなと、変形していったのかもしれません。
これらの「ひらがな」が表す何かが、絵にしにくい部分であり、文字の良さなのだと思います。
もちろん、絵を簡略化してある漢字などは、絵をいちいち描くことに比べて簡単に書けて相手に文字という暗号を解読する辞書がちゃんとあれば、使い勝手が良いというのは、以前描いた通りです。
って何の話か良くわからなくなってしまいましたが、個人的な感想としては、普段はおおざっぱにあいまいに伝えることには便利な文字の表現が良く使われますが、もう一歩踏み込んで伝えるには文字と絵の両方を使うことが大事になるのではないかと思いました。
これまた、当たり前の締めくくりになってしまいました。